未来遺産運動futureheritageitem

第6回プロジェクト未来遺産 登録証伝達式開催!

2015.02.04
先日2月1日(日)、本年度第6回「プロジェクト未来遺産」に登録された「未来遺産・見沼たんぼプロジェクト推進委員会」に対する登録証伝達式が、地元埼玉県さいたま市見沼グリーンセンターで開催されました。会場には、関係者や一般市民約80名が集まり、参加者には地元見沼田んぼ産のもち米で作られたお赤飯が振舞われました。
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未来遺産・見沼たんぼプロジェクト推進委員会」は、2011年に17の市民団体と3つの教育機関が連携し、首都近郊の大規模な田園緑地「見沼たんぼ地域」、その歴史・文化・農業・自然環境を未来の子ども達にいつまでも大切に残したいとの願いから結成されました。
そして各団体や教育機関が協力しあいながら委員会として、「見沼たんぼ地域の情報発信機能と普及活動」、「子どもたちや青少年・家族などを対象とした体験・学習・教育・研究活動」、「都市住民と農業生産者等との連携と協力関係を広げ、強めていく活動」、「農業生産活動と共存した自然環境づくり」等を推進しています。

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伝達式では、未来遺産委員会柳沢伊佐男委員から、「未来遺産・見沼たんぼプロジェクト推進委員会」の新井一裕代表へ登録証、記念プレート、応援金の目録が贈呈されました。新井代表は、今回のプロジェクト未来遺産登録を機に、さらに活動の輪を広げていきたいと抱負を語りました。
 
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伝達式の後は、記念行事として、千葉大学名誉教授 田端貞壽氏による『「環境資産保全への挑戦」見沼田んぼの保全の歩みと今後の展望・課題』と題した講演と見沼文化の会 影絵劇団「いろり座」に
よる見沼田んぼの民話影絵「見沼の龍神」が上演されました。影絵劇団「いろり座」は、日頃から見沼地域の小学校で、この民話影絵を子どもたちに披露しており、地域文化の子どもたちへの継承を実践されています。

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今後の登録証伝達式は、2月9日「雑司が谷・歴史と文化のまちづくり懇談会」(東京)、3月6日「グリーン・レガシー・ヒロシマ・イニシアティブ」(広島)でそれぞれ行われます。

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