世界寺子屋運動terakoyaitem

9月8日国際識字デー カンボジア速報

2011.09.09

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「国際識字デー」を迎えたカンボジアでは今年も国を挙げてこの日をお祝いしました。

アンコール寺子屋プロジェクトを実施しているシェムリアップ州の7つの寺子屋では、寺子屋運営委員会が主催し、各々の村で識字教育の推進、普及活動を展開しました。

トンレサップ湖に浮かぶ水上村チョンクニア。ここには日本ユネスコ協会連盟が設立した2軒の寺子屋があります。1994年に建てられた1番目の寺子屋は老朽化が進み、学びの場所として使い続けられなくなったものの、村の人たちの協力で村役場に変身しました。これを受けて、「新たな学びの場」を求める声が高まり、2006年9月8日、まさに国際識字デーにチョンクニアに2番目の寺子屋が誕生。今日はこの”弟”寺子屋の5歳の誕生日にあたる日でした。

「国際識字デー」についてはこちら

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チョンクニア寺子屋運営委員会のメンバーたちは、国際識字デーを寺子屋の5周年式典と併せて盛大に祝いたいと、予ねてからオリジナル・プログラムを準備していました。式典といえばいつもスピーチに告ぐスピーチで終わってしまうのがカンボジア流(?)ですが、チョンクニアでは、「識字マーチ」と題し、まず村の集会場から式典会場までの250メートルを識字教員と約50人の子どもたちがプラカードを持って行進しました。プラカードには「識字は発展の源」「識字は生涯学習のはじまり」「非暴力のための識字」など、識字の力、大切さを訴えるメッセージが手書きで書かれていました。雨季とだけあって空はあいにくの雨模様でしたが、子どもたちのプラカードのメッセージを元気に読み上げ、コミュニティの人たちの大注目を浴びました。

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広い場所に人をたくさん集めたいと、式典会場は寺子屋の隣りにある小学校の2階の体育館で行われることになりました。150人を超える人たちを前に式典は華やかに始まり、識字を祝う歌の披露や現在チョンクニアで行っている3つの識字教室の成績優秀者(各教室の上位5名)の表彰、学習者代表によるスピーチが行われました。学習者代表にはチョンクニア第7村のベトナム系カンボジア人の学習者が選ばれ、スピーチ原稿をたどたどしくも大きな声で読み上げる声が観衆の心を捉えました。

また、くじ引き型の識字Q&A大会が開かれ、手を上げた人が自分の引いたくじに書かれているクイズを読み上げ、それに答えていきました。「識字教室に通ったら何が変わる?」や「カンボジアで有名な二つの世界遺産の名前は?」のクイズには、会場の参加者からも競い合うように回答が返ってきました。そして式典の最後には、参加者全員がこぶしを高く上げて「識字は力なり!」と大合唱。

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寺子屋運営委員会の知恵と地域の人たちの活力が結集した手作りのお祝い。5歳になったチョンクニアの”弟”寺子屋が私 たちの手を離れる日が遠くないことを確信しました。

 

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