世界寺子屋運動terakoyaitem

カンボジア・スニュオル寺子屋(19軒目)完成!

2021.02.17

2020年12月、カンボジア・シェムリアップ州クロライン郡スニュオル・コミューンに、19軒目となる寺子屋が完成しました。この寺子屋は、スカパーJSAT株式会社様のご支援で建設されました。これから“スカパーJSATスクール”の愛称で、地域の人びとに開かれた学びの場として活用されます。

カンボジアでも、新型コロナウイルスの感染予防のため厳しい制限が設けられる中、対策を取りながら、建設場所の調査・選定、地域住民への説明、地元(郡)教育局との合意形成、運営委員選挙、建設工事を進めてきました。

残念ながら大勢の来賓や関係者を招待しての開所式典はできませんでしたが、日ユ協連カンボジア事務所からスニュオル寺子屋運営委員に対し、備品納入時に簡単な引き渡し式を行いました。

(左)教室内         (右)図書コーナー

スニュオル・コミューンは、人口約8500人で、世界遺産アンコール・ワットのある市街地から車で約1時間離れたところです。住民の非識字率はカンボジア全国平均(19.5%・UNESCO)より高く27.9%で、貧困層が多く暮らしています。公共の電気はきていますが、費用負担ができないため、電気を引いている世帯は全体の約3割です。また、6-14歳の子どもの人口をカバーできる学校数がある一方、全体の2割近くが、主に経済的理由で学校に通っていません。

(左)92人の村人が参加した選挙(7月)  (右)委員長に選ばれたラウ・ポクさん(58)

他の寺子屋同様、運営は住民同士の選挙で選ばれた寺子屋運営委員が担います。日ユ協連カンボジア事務所の研修・助言を受けながら、住民代表として地域の発展に必要な寺子屋の活動を考えて計画し、さまざまな教育プログラムや職業訓練などを実施します。一人でも多くの大人や子どもたちが、学びによってより良い生活や将来の夢を築いていくには、委員の協力が欠かせません。

入り口にもスカパーJSATロゴが表示される

カンボジアの新型コロナウイルス感染者数は累計479人(2月16日現在)で、幸いにも犠牲者は出ていません。しかし、医療体制の脆弱さなどが念頭に置かれた政府の措置は厳しく、学校の休校期間は2020年3月から10月まで(公立学校)及びました。11月の再開後も、月末に確認された市中感染のため12月に再び休校になるなど、教育への影響は非常に大きいものがあります。

世界寺子屋運動では、ウィズコロナ、ポストコロナ時代においても学びが途絶えることがないよう、活動を続けてまいります。引き続き、皆さまのご協力をお願いいたします。

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