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ミャンマー・さまざまな困難の中で 先生たちの挑戦

2021.02.12

 2月1日に起きたクーデターを受け、多くの方々からご心配の声をいただきありがとうございます。2日の本サイトご報告のとおり、現地パートナーであるミャンマー識字リソースセンター(MLRC)と連絡をとり、状況把握に努めております。2月12日現在、先週末からのデモ活動の規模・地域の拡大などを受け、継続教育プログラム*の授業は臨時的に休みとしております。

  

 しかし、MLRCはじめ現地の関係者の教育への思いは変わりません。ユネスコ世界寺子屋運動の目指すところも変わりません。これまでも、新型コロナウイルスの影響下でも、状況の落ち着いた後のこと、何より子どもたちの将来のため、今できることを続けてまいりました。

 今回は、ミャンマーで初めての試みとなったオンライン教員研修の様子をお伝えします。

教員・関係者合わせて55人が参加したオンライン研修(12月)

 2020年度の継続教育プログラムは当初、9月の教員研修会から開始予定でしたが、急激な感染拡大のためセミロックダウン状態となり、急きょ一時停止に追い込まれました。その間、ロックダウンが終わったら、少しでも早く子どもたちに授業を届けるべく、教員研修会だけでもオンラインで行う体制を整え、12月に再開しました。

   

 運営は、MLRCの所在地である最大都市・ヤンゴンと、プログラムを行う各地方との遠隔です。事前準備から、不安定なインターネット環境、必要機器の不足など、多くの課題が立ちふさがりました。研修前は電話による連絡確認、接続テスト、リハーサルも地区ごとに念入りに行いました。

   

 村によってはネット環境がなく、機器を持っていない教員もいましたが、地域の教育事務所などWiFiのある会場を使い、スマホを持っている参加教員の機器を2人1組で使うなどの方法が取られました。

バゴー地方域ダイクウ・タウンシップの会場の様子。
2人で1台のスマホを覗き込み、イヤホンも片耳ずつ使う姿も。

 どの関係者にとっても、初のオンライン研修となりました。慣れないことへの挑戦を乗り越えられたのは、「このような時期だからこそ、学校に行けない子どもたちに教育を」という強い思いです。

33の村で始まったクラス(1月)。マスクやフェイスシールドを着用し、距離を取って着席。

 長い軍政期を経てようやく始まった民主化へのプロセスが、わずか5年程度で逆戻りしてしまう危機に直面し、ミャンマーの人びとの不安や葛藤は私たちの想像を絶するものがあります。小さなことでも、日本からできることを模索しながら、現地の人びとの気持ちに寄り添う活動を続けてまいります。

 

 世界寺子屋運動は、皆さまからのご寄付と、書きそんじハガキ・キャンペーンへのご参加に支えられています。一人でも多くの皆さまからの温かいご支援を、よろしくお願いいたします。

  

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 *継続教育プログラム・・・小・中学校で主に貧困のため中途退学して働いている10~17歳の子どもたちが対象。識字(読解力促進)、算数、衛生教育などを取り上げる。

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