アンコール塗り絵プロジェクト-アンコール・ワット編
2011.12.01
11月29日(火)にアンコール塗り絵プロジェクトの一環で、アンコールワットとバイヨン寺院にて、プラ・サー小学校5年生の子どもたち35名を連れてフィールドビジット(課外授業)を行いました。
オリエンテーションで、アンコール王朝の歴史やテキストの説明などを行った後、アンコール・ワットに描かれているスールヤヴァルマン7世のレリーフに行き、当事どんな王様だったのか等の説明を行いました。
目を輝かせながら熱心に聞き入っていた子どもたち。説明が終わると一斉に思い思いの色えんぴつを手に取り、夢中になって色を塗り始めました。
授業が終わり、感想を聞いてみると、「初めて来ることができて本当に嬉しい!アンコール・ワットを見た時、とっても大きくて、心臓が止まりそうになる位びっくりした。」「こんなに大きくて、すごい遺跡をつくった祖先にとっても感動した。弟や妹、友達、私たちの子どもにも、今日習ったことを教えてあげるんだ!」と、目をきらきらと輝かせながら話してくれました。
日本でもとっても有名なアンコール遺跡ですが、一度も行ったことのない子どもたちがたくさんいます。自分たちの祖先が築いた文化が、こんなにもすばらしい文化であったことを体験した子どもたちからは、「また違う遺跡にも連れてって!!」との声がたくさんあがりました。
子どもたちから身近な文化を知ることの大切さを教えてもらった一日となりました。
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