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ウクライナ支援報告・ルーマニアより② 絵画イベント「Hope for Peace (平和への願い)」

2023.06.28

ルーマニア・ユネスコアルムニクラブと現地の美術団体との協働で、3~18歳のウクライナ避難民を対象に実施された絵画イベント「Hope for Peace(平和への願い)」に参加した子どもたちとその保護者が、ルーマニアの古都トゥルゴヴィシュテを訪問し、家族や仲間たちと大切な時間を共有しました。

誕生日をむかえた子どもたちをケーキで祝福した

    

参加したウクライナの人からは、「素敵な旅行に連れて行ってくれてありがとう」、「ルーマニアが大好きになった」という声が多く寄せられました。ウクライナの人たちが今回の旅行で安らげる時間を過ごせたことがうかがえます。

展示物と写真を撮る子どもたち
要塞の壁に登って楽しむ子ども

ある保護者からは次のメッセージが届きました。

「(前略)私が子どもたちを授かった時から、望むことはただ一つです。子どもたちに笑顔でいてほしい。何千、何万人という子どもたちが大人のせいで苦しんでいるのはあまりにつらいことです。彼らが負っている、幾重にも積み重なった心の痛みは簡単には取り除けません。だからこそ、平和を願います。大人たちは解決策を見つけなければなりません。握手は武器を持っていないことを証明するものです。大人たちよ、今こそ握手を交わし、対話する時です!」

今もなお、ルーマニアにはウクライナからの避難民が10万人以上います。そして、その約45%が子どもたちです。教育の機会を奪われ、慣れない土地で、慣れない文化の中、何が起きるかわからない状況で怯えながら暮らしています。彼らの心理的サポートはこれからも不可欠です。

ルーマニア・ユネスコアルムニクラブでは、「ウクライナ・ユネスコ協会緊急募金」を活用し、子どもたちの心理的サポートの一環として、子どもたちを対象とした絵画イベントを2023年7月にも開催する予定です。

■主な訪問先

「ロマンスの家」博物館

トゥルゴヴィシュテの文化大使館として文化・科学・芸術など重要な役割を担う博物館。


クルテア・ドムネイスカ

トゥルゴヴィシュテに都が置かれていた時代に、ルーマニアを守ってきた要塞。

      

デアル修道院

ルーマニアの中でも歴史ある修道院の一つ。1400年頃に建てられたとされる教会をもつ。

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