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未来遺産運動にご協力をお願いします!

2025.05.13

私たちは、気候変動、少子高齢化や過疎化といった課題に直面しています。特に、地方都市では、若い世代の減少により、集落や村々といった日本各地で育まれてきた行事や民俗芸能、伝統的な町並み、棚田や里地・里山といった地域の”たからもの”を維持し、次の世代へ繋いでいくことが難しくなっています。

日本ユネスコ協会連盟では、こうした背景をふまえ、2009年から16年にわたり、市民による地域遺産の保護・継承活動を「プロジェクト未来遺産」として登録し、応援しています。これまでに、41都道府県、合計87のプロジェクトを登録しました。

100年後の子どもたちへ地域のたからものを繋いでいくために、ご協力をお願いいたします。


ご自身でお決めいただいた一定額を毎月自動的にご寄付いただくプログラムです。
クレジットカードまたは口座振替による引き落としをお選びいただけます。

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*当連盟への寄付金は所得税・相続税・法人税などの税制上の優遇措置があります。詳しくはこちらをご覧ください。

皆さまからいただいたご寄付は、年度ごとに登録される「プロジェクト未来遺産」の活動応援金や事業運営費等の未来遺産運動募金として大切に活用させていただきます。

標津遺跡群の魅力世界発信プロジェクト

(団体からの声)
身が引き締まる思い。今後も遺跡の価値や素晴らしさを世界に伝えていく活動をしていきたい。

(活動応援金の活用先)
遺跡の敷地内には、いたるところに住居跡(くぼみ)があるため、大型の機械が入れず、これまで手作業で行ってきました。 昨年から管理エリアを拡大しましたので、草刈り機械の購入資金に活用させていただきます。

小鹿野歌舞伎継承プロジェクト

©山口清文

(団体からの声)
大変名誉なこと。嬉しさと身の引き締まる思い。人口減や高齢化などの難しい時代だが、230年の歴史を町民全体で伝承に努めていきたい。

(活動応援金の活用先)
子ども歌舞伎では、大人用の衣装、かつらしかなく、子どもたちが使う時は、苦労してかつらを固定したり、衣裳をたくし上げたりして対応していましたが、最近は小学3年生以下の子どもたちも参加してくれているため、子ども専用の衣裳(特注品)の製作費用にあてる予定です。

市民による文化・自然分野の保護・継承活動を公募し、応募プロジェクトの中から、有識者等によるワーキンググループにて選考を行い、現地調査を経て、未来遺産委員会にて審議のうえ、当該年の「プロジェクト未来遺産」を決定します。

決定後は、プロジェクト地において登録証伝達式を開催し、活動応援金等を贈呈します。
その後、企業等からの協力のもと、「プロジェクト未来遺産」の活動に参加する機会を創出し、継続的なサポート体制を構築することを目指しています。詳しくはこちら

◆東日本大震災文化復興支援(2011年度~2013年度)
流失・破損した神楽面や太鼓、装束等、地域の絆をつなぐ郷土芸能の復興支援を実施。

◆コロナ禍における活動応援支援
「プロジェクト未来遺産」のうち、特に活動実施が困難となった無形分野のプロジェクトを中心とした活動支援金の贈呈や、オンライン交流会の実施等。


公益社団法人日本ユネスコ協会連盟 未来遺産運動事務局
TEL:03-5424-1121(平日9:30~17:30/土日祝日は休業)
E-mail: mirai@unesco.or.jp

「プロジェクト未来遺産」のイベント情報や活動報告などを掲載した未来遺産運動ニュースや、当連盟の国内外の活動報告やイベント情報などを月1~2回配信しています。 以下のURLから、メールアドレスと名前を入力するだけで簡単に登録できます。ぜひご登録ください。https://www.unesco.or.jp/#mailwrap


活動を支える・参加するParticipation to support

私たちの活動には、多くの方々にさまざまなかたちでご協力・ご支援をいただいています。
わたしたちの想いに共感してくださる方を、心よりお待ちしております。ひとりひとりの力を未来の力に。

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