東日本大震災子ども支援募金「ユネスコ協会就学支援奨学金」scholarship

UNESCO平和芸術家 二村英仁氏(ヴァイオリニスト) カレッタ汐留で「東日本大震災 子ども支援募金」を呼びかけました

2011.04.13

4月11日(月)12時、カレッタ汐留B2・カレッタプラザにて、UNESCO平和芸術家として活躍するヴァイオリニスト・二村英仁氏を迎えて、「東日本大震災 子ども支援募金」チャリティ・ミニ・コンサートを行いました。



二村さんは、1998年、日本人として初めてUNESCO平和芸術家に選ばれ、音楽が少しでも人々の力になるようにと、これまでも苦境にあえぐ国々で勢力的に音楽の贈り物をされてこられています。


「子どもは、大人の背中をみて成長します。大人の私たちが、いま被災地のためにがんばることで、子どもたちに勇気を与え、その子どもたちの明るい未来を作っていくことができます。今こそ私たち大人が一丸となって励まし合い、この困難を乗り越えていきましょう。私がヴァイオリニストとして出来ることは、復興の願いを音に込めて弾き続けるしかありません。そんな私の演奏が少しでも役に立つのであれば、いつ何時どんな場所へでも駆けつけて演奏したいと思います。私達に出来る事を頑張っていきましょう。」と、集まった人々に呼びかけました。 


二村さんが、この日演奏されたのはJ.S.バッハの「G線上のアリア」をはじめ、小品6曲。集まった人々は、二村さんが心をこめて弾く澄んだ音色に、被災地への思いを重ね、じっと聞き入っていました。



演奏後、二村さんもボランティアの方と一緒に募金箱を持ち、来場していただいた方々と握手を交わしながら、募金を呼びかけました。募金された方の一人は、
「二村さんの弾くヴァイオリンの音色が被災された方や亡くなられた方に届きます様に、心をこめて寄付をさせて頂きます」とおっしゃられていました。



今回いただいた募金は、被災地の子どもたちのため教育復興支援に活用されます。引き続き、皆さまからの温かいご支援を宜しくお願い申し上げます。

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