2024.10.04
| 世界寺子屋運動 |
第8回高校生カンボジアスタディツアー【参加者ニュ…
不安定な国内情勢や女性の教育に否定的な保守的な地域も数多く残るなか、首都カブールに現地事務所を置き、カブール県、パルワン県、バーミヤン県の3県を対象に、主に女性を対象とした民家での識字教育などの①「基礎教育」や、②「収入向上活動」を実施しています。また、モデルとなる寺子屋(CLC※)を設立し、その運営に必要な知識や技能を地域の寺子屋運営委員に伝えるなどの③「人材育成」を行っています。
(現在は、活動を一時休止しています)
※CLC:寺子屋のように、学校外の教育を担う地域学習センターを総称して、現地では「コミュニティ・ラーニングセンター(CLC)」と呼んでいます。
女性は教育を受ける必要がないという考え方や、女性が外出することへの抵抗などの慣習が残っているため、女子・女性向けの基礎教育の機会が限られています。特に農村地域では、女性の識字率は10%にも満たないといわれています。
1979年の旧ソ連軍の侵攻以来、戦争や内戦などの混乱が続き、多くの国民が兵士や難民になることを強いられたため、国家再建のための人材が著しく不足しています。
[ アフガニスタンの基本情報 ]
長年にわたる戦争や内戦などの混乱により、教育システムが崩壊し、アフガニスタンの識字率は世界でも最低レベルとなってしまいました。タリバン政権下にあった1995年から2001年まで、女子に対する教育は一切禁じられ、戦乱に巻き込まれた学校は破壊、または強制的に閉鎖されていました。
[ 活動概要 ]
世界寺子屋運動では、現在、以下の活動を行っています。
私たちの活動には、多くの方々にさまざまなかたちでご協力・ご支援をいただいています。
わたしたちの想いに共感してくださる方を、心よりお待ちしております。ひとりひとりの力を未来の力に。