2024.10.04
| 世界寺子屋運動 |
第8回高校生カンボジアスタディツアー【参加者ニュ…
1974年から40年以上にわたり、飢えや病気に苦しむ人びとへの医療・保健・食糧の支援を行っています。現在は世界寺子屋運動の実施地域で、保健・衛生教育の実施や食糧・医療品の支援を行っています。
アフガニスタンではカブールにある病院を通じた子どもたちへの緊急医薬品と食糧支援、ネパールでは寺子屋プロジェクトのパートナーでもあるNRC-NFEと協同で医療品と食糧支援を行っています。栄養不足の子どもたちや村人にとって、寺子屋での巡回診療や栄養補助食品の配布は、欠かせない支援となっています。
「41人」、これはアフガニスタンで生まれた新生児1000人のうち生後1年未満で亡くなる数です。「50人」、これは5歳までに亡くなる数。世界保健機構(WHO)の193の調査国中、アフガニスタンの数字は最低水準です。子どもの栄養状態も悪く、首都カブールですら一般の人々が通える病院はほとんどありません。改善の兆しの見えない政治状況で、クリニックの隣の建物が武装テロリストに占拠される事件まで起こりました。
現地パートナー:カブール県内の病院
※治安状況に鑑み、病院名は当面伏せさせていただきます。(2021年10月)
ネパールでは栄養失調児の割合が高く、寺子屋プロジェクトを実施する23地域でも子どもの多くは栄養不足の状態です。村に設備の整った病院はなく、薬も足りず、町の病院までは何時間もかかります。そこで人々が集まりやすい寺子屋での巡回診療と、薬や栄養補助食品の配布を進めています。
現地パートナー:ネパール・ノンフォーマル教育ナショナルリソースセンター(NRC-NFE)
世界寺子屋運動では、現在、以下の活動を行っています。
協力:株式会社富山環境整備、日本郵船株式会社
すべての人の生きる源である「安全な水」。日本ユネスコ協会連盟の教育支援「世界寺子屋運動」活動地であるカンボジア・シェムリアップ州では、それが当たり前に手に入らない日常があります。
浄水施設が整っていないため、雨水や濁った井戸水まで飲料水や医療現場で使われることもあり、多くの子どもたちは下痢や感染症などの健康被害を受けている環境にありました。
「天空の杜」プロジェクトは、2013年9月から2016年度末までの3年間で、州内の4つの公立病院と15村の寺子屋*を対象に、プロジェクト終了後も、安全な水が安定的に供給されることを目指して行われました。
*当時建設されていた全15軒の寺子屋を対象とした。
私たちの活動には、多くの方々にさまざまなかたちでご協力・ご支援をいただいています。
わたしたちの想いに共感してくださる方を、心よりお待ちしております。ひとりひとりの力を未来の力に。